パンクの原因はタイヤのワイヤーだった!!

LINEで送る

3月中旬に2016年の営業をスタートして、早いもので2か月弱が経ちました。。。
今年は曜日の配列の影響で、やや長めのゴールデン・ウィークになりましたね、ただし連休中の札幌の天気はイマイチでしたが。。。

さて、今回の自転車パンクの記事は、”意外な原因で起きたパンク”です。
パンクの原因といえば、画びょうやガラスといった鋭利なものが刺さったケースが思い浮かびますが、今回は自転車のタイヤ自身がパンクの原因だった、という内容です。

さっそく下の写真をご覧ください。
img1036
チューブに大きな穴が開いてます。
もはや”パンク”というより”破裂”と言ったほうがいいかもしれません。。。
なぜこんなにも”大きな裂け目”ができてしまったのでしょうか???

原因はタイヤにあるのです。
写真の『ワイヤービード』という吹き出しの部分に注目してください。
ワイヤーが露出しているのがわかるでしょうか?
この露出したワイヤーが今回のパンクの”真犯人”なのです。。。

自転車のタイヤの内側には、構造上リムに嵌めるために”ビード”という嵌め込み部があります。
ほとんどの自転車はこの”ビード”にワイヤーを通して、そのワイヤーでリムに嵌めています。
ワイヤーというのは、ご存じのとおり”鉄線”ですから、むき出しのままではチューブを傷つけてしまいます。
そこでタイヤゴムで覆うことで、チューブにワイヤーが直接触れないようにしています。

今回のパンクは、このタイヤゴムで覆っていたはずのワイヤーが、使用によるタイヤゴムの劣化で、むき出しになってしまったために起きたパンクなのです。。。

上の写真には写っていないのですが、このタイヤの走行面、つまり外側の道路に接する面はそれほど摩耗していませんでした。
そのため、最初に伺ってタイヤを確認したときは『まだタイヤまで交換する必要はないですね』という診断でした。
しかし、タイヤを外してチェックしたところ、このように”タイヤの内側”の劣化が進行してワイヤーが露出していたため、タイヤを交換する、という修理になったのです。

今回修理した自転車は、フツーのママチャリではなく、タイヤの細い”クロスバイク”と呼ばれる自転車でした。
“クロスバイク”は、細いタイヤで人間の体重を受けとめるため、ママチャリに比べて、タイヤの空気圧を1.5~2倍くらい高くしています。
つまり、パンパンに空気を入れた状態になっている、ということです。
ですから、タイヤに高い負荷がかかるので、このように内側が劣化する、ということもあるのです。。。
タイヤの外側の摩耗やヒビ割れだけが交換時期のサインではないんだな~、と思った次第です。。。

LINEで送る

18日(金)より自転車出張修理の受付を開始しますっ!!

LINEで送る

サイクル北斗の自転車出張修理は、18日(金)より受付を開始します。
今シーズンも、自転車の修理はサイクル北斗の出張修理をご利用ください。

あわせて、冬の間お預かりしていた自転車のご返却も行います。
順番にご連絡をしていますが、ご返却のご希望がありましたら、18日以降にご連絡をお願いします。

春です!!
ココロはウキウキ、じてんしゃでスイスイ!!
いきなりパンクなどのトラブルは避けたいもの。。。
はやる気持ちを押さえて、走り出す前のタイヤの空気の確認をしましょう!!
日陰で溶け残った雪塊(というより氷塊)の上は避けて走りましょう!!

では、今シーズンも事故には気を付けて、楽しく自転車ライフを送りましょう!!
壊れた自転車は、サイクル北斗が出張修理に伺いますので、ご安心を。。。

LINEで送る

これは“ブラック・ジャック風”なチューブだっ。。。

LINEで送る

11月も中旬を過ぎると、自転車修理のご依頼は減ってきます。。。
数少ない自転車修理のご依頼があって伺っても、タイヤやチューブを交換してまで直すのではなく、『あと1カ月くらい乗れればいいよ~』というお客様の要望も多くなります。。。

季節にはそういう気分になりますよね。
札幌は間もなく雪に埋まるので、自転車に乗って出かけられるのもせいぜい12月上旬までですから!!

サイクル北斗も、10月くらいまでの修理であれば、まだまだ自転車に乗る機会が多いので、チューブやタイヤの交換を勧めていますが、さすがに11月になると、パンク穴を塞ぐ修理が多くなってきます。。。
『とりあえずこれで今シーズンは逃げきって、来年になってパンクしたらチューブ(あるいはタイヤ)を交換した方がいいですよ!!』
→11月によく使う“セリフ”です。

それでも”チューブやタイヤを交換した方がいい修理”というのは少なからずあります。
今回紹介するチューブも、下の写真のような状態だったので、交換修理をしました。
img1034
パッと見ただけではわからないので、赤丸を付けておきましたが、すでに4か所もパンク穴を塞いだ跡があったのです。。。
ツギハギだらけのチューブ、つまりこれが本日の記事のタイトル『ブラック・ジャック風なチューブ』というワケです。
(こういう言い方をする時点で、サイクル北斗の世代が想像ついてしまいそうです。)

お客様のところに伺ってタイヤの隙間からチューブを確認したときは、チューブに”伸び”や”縒れ”はなかったので、パンク穴を塞ぐ修理で直しましょう、という説明をしていました。
しかし、タイヤからチューブを出してみると、このように4か所もパンク穴を塞いでいたことが判明したのです。。。

チューブに”伸び”や”縒れ”がなければ、この状態でもパンク穴を塞いで修理することは不可能ではありません。
パッチを貼ればパンク穴は塞がります。
そしてパンク穴を塞いで修理できる”回数”に制限があるワケでもありません。。。
5か所でも10か所でも、パッチが重ならなければ、貼って貼って貼りまくってもいいのです。。。

しかし、修理代との兼ね合いがあります。。。
たとえ1回の修理代が安くても、回数を重ねればそれなりの修理代になってしまいます。。。
サイクル北斗の修理料金で計算すると、パンク穴を5回塞いだら5,000円になります。
この5,000円でタイヤとチューブが新品に交換できて、お釣りでコンビニ・コーヒーが2杯飲めてしまう、という計算になります。。。

加えて、パンク穴塞ぎの修理ではパンクを繰り返してしまうのです。
次から次へとパンクする原因は、そもそもチューブが弱っているためですから、穴の開いたところを塞いでも、次に弱い部分に穴が開く、という悪循環に陥ってしまうのです。。。

というわけで、パンク穴を塞いで直す修理は、2~3か所程度が限度ですヨ、というのがサイクル北斗の“自転車修理ポリシー”です。ご理解いただけましたでしょうか?
本日はこれまで。

LINEで送る

伸びて余ったチューブは折り目からパンクする。。。

LINEで送る

今回はまずチューブの写真からご覧ください。
内部摩耗パンクしたチューブ
パンクしたチューブの穴の場所を赤い矢印で示しています。(見えないと思いますが。)
チューブの右端にバルブが写っていますので、これはチューブを側面(=ヨコ)からみた状態です。
つまり、チューブの側面に穴が開いている、ということになります。

推理小説っぽい話の展開になりますが。。。
チューブの側面に穴が開く、ということは、自転車で走行しているときに何か鋭利な物体を踏んで穴が開いたワケではありません。
何か踏んだ場合はチューブの底面、写真では下の方になります、に穴が開くのがフツーですから。。。

じゃあなぜ穴が開いてパンクしたのか?

穴の開いた場所をよ~くみると、何やら”折り目”がついているがわかるでしょうか?
言い方を変えれば、『チューブの折り目のところに穴が空いているのがわかるでしょうか?』ということです。
そうです、この“折り目”こそが真犯人なのですっ。

以下、順を追って解説します。
・もともとチューブはタイヤと同じ径のものが使われていて、余るものではありません。
・しかし、何らかの原因でチューブが伸びると”弛み”が発生します。(”何らかの原因”については、後ほど説明します。)
・チューブには空気が詰まっていてタイヤの内側に密着していますので、弛みが生じると、余った部分は皺になったり折り目がつきます。
・走行中の自転車は、タイヤの回転、乗っている人の体重や路面状況(段差の通過など)で、常に圧力がかかり変形をしています。
・チューブの皺や折り目のついた部分はフラットな部分と比較して、タイヤの内側とチューブが擦れ合う「摩擦力」が強くかかります。
・タイヤが変形を繰り返すうちに、強い摩擦力のかかったチューブの部分には穴が空いてしまう。。。
というワケです。

ちょっとクドイ説明になってしまいましたが、これが今回のパンクの原因です。
このような折り目に生じたパンクを『内部摩耗パンク』と呼びます。

ではなぜ『内部摩耗パンク』が起きるのか!!
答えはカンタン、これが前述の『何らかの原因』の答えでもあります。
当ブログの愛読者ならばわかると思いますが、タイヤの空気圧が低い状態で自転車に乗っていたから、にほかなりません。。。

『内部摩耗パンク』は『揉まれパンク』ともいいます。
タイヤの空気が少ないと、タイヤ自体が柔らかくなります。
この状態でタイヤに圧力をかければ揉まれやすくなってしまうのはわかりますよね?
これが『揉まれパンク』の語源です。

『内部摩耗パンク』をしたチューブは、開いた穴を塞いでも、つぎに弱い部分に穴が開いてパンクを繰り返すことになるので、チューブ交換が必要になります。

いつも言っていることですが、タイヤの空気はマメにチェックして、減っていたら足すようにしましょう、ね!!

LINEで送る

リサイクルショップの中古チャリは“現状渡し”デス!!

LINEで送る

『自転車をなるべく安く買いたい!!』
これは、誰もが思うことです。
(というより、デフレ経済のニッポンでは、自転車に限ったハナシではありませんが。)

そこで思いつくのが『中古自転車の購入』ではないでしょうか?
リサイクルショップの店頭に並んで売られている”中古自転車”です。。。
程度にもよりますが、フツーのママチャリなら、3,000円~7,000円くらいで売っていますので、新車の半額くらいで買うことができます。

安いですよね。
価格だけを考えたら、新車の半分で手に入れられるのですから~。。。
そうやって手に入れた”中古自転車”の修理の依頼があって、先日伺ってきました。
下の写真がそのときの写真です。
img1032
ごくフツーの自転車です。パンクしたので自転車修理を当店に依頼した、とのことでした。
タイヤに劣化は無く、車体やブレーキにも問題はありませんでした。
ただ、中のチューブが伸びていたので、チューブ交換修理をしました。

この“中古自転車”をいつ買って、いつパンクしたか、が今回の記事の”メイン・テーマ”です。
お客様に伺ったところ。。。
『今日(=修理に伺った日)に買った。』という信じられない返事がありました!!
要するに。。。
・リサイクルショップで安く売っていたのが目に入り、ちょうど自転車が欲しかったので、『ポチッと買い』をした。
・そのまま自転車に乗って自宅に着いたところで、パンクしていることに気が付いた。
・安かったし、店まで戻ってクレームを言うのもめんどくさかったので、出張修理屋(=サイクル北斗)に修理を頼んだ。
というストーリーです。

おそらくは、最初からパンクしていたと思われますので、クレームを言うことはできたと思います。
ただ、お客様自身がそこを問題視せず、ナットクし(あきらめ?)ている部分もあったので、今回はこれ以上ややこしくなることはありませんでした。

自転車修理屋としては、どこの店でこういうことがありました、ということを言いたいわけではありません。
価格の安い”中古自転車”にはこういうリスクがある、ということを知ってほしいため、今回の出来事をブログの記事にまとめた、というワケです。

リサイクルショップには自転車修理のノウハウはありませんので、往々にしてこういうことは起こり得ることです。
リサイクルショップの中古自転車は、前の所有者が使わなくなった自転車を売って、点検や整備を行わず、カンタンな拭き掃除だけして、そのまま”現状渡し”で売っているモノだ、ということをよ~く理解したうえで買うようにしてください。。。
そうでないと、買った後の修理代を考えたら、最初っから新車を買えばよかった、ということになりかねませんよ。。。

サイクル北斗のホームページもご参考に!!
【安さだけに惹かれるな、中古自転車を買うときの注意点】

LINEで送る