MTBの変速機(ディレイラー)の交換をしましたっ!!

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5月も後半になって、すっかり初夏の陽気になりました。
いよいよ北海道にも”夏”がやってきますっ!!
自転車を楽しむにはサイコーの季節ですね~

と、いうわけ(?)で、今回は、快適なサイクリングのために、MTB車の後ろの変速機(ディレイラー)を交換しましたので、それを記事にします。

このMTBは過去に転倒したことが原因で、ディレイラーに若干の歪みが生じ、ギアのポジションによっては、チェーンとの噛み合わせが合わず、若干のストレスを感じていたのです。。。
何度となく調整ネジでの回復にチャレンジしたのですが、低速側を合わせると高速側の噛み合わせが悪くなり、逆に、高速側を合わせると低速側の噛み合わせが悪くなる、という”いたちごっこ”を繰り返していました。

そこで今回、思い切って”ディレイラーの交換”という手段で、一挙に解決することにしたのです。
まずはこの写真をご覧ください。これがビフォーです。
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パッと見た感じでは、壊れていません。
実際にギアも変えられます。
ただ、どう調整しても、噛み合わせの悪くなるギアが無くならないのです。。。
おそらく、全体的にやんわ~りと”歪み”が生じているのでしょう。

そこで下の写真のように、”ディレイラーを丸ごと交換”しました。
こちらが”アフター”の写真です。
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新品だからでしょうか。。。なんか、カッコよくなった気がします???
そして、下の方に転がっているのが、いままで使っていたディレイラーです。

ちなみにディレイラーを交換するにはチェーンを一度外す必要があります。
ただ今回は、思い切ってチェーンも新品に交換してしまいました。
いままでのチェーンも錆びていなかったので、使おうと思えば使えたのですが、長年使ってきたこともあったので”ついでだから替えちゃえっ!!”という気分で交換してしまいました。

あっ、最初に書き忘れましたが、このMTBはサイクル北斗の個人所有の自転車ですので、このように”ついでだから替えちゃえっ!!”という”気分”もOKなのです。。。
お客様から修理のご依頼があった場合は、こんな”いい加減なこと”はしませんので、ご安心ください!!

新しいディレイラーを取付けた後は、シフトレバーとの調整を行う必要があります。
要は、シフトレバーの動きに合わせて、ギアが正しく替わるように、シフトワイヤーの調整をしなくてはなりません。
高速側にギアとシフトレバーを動かし、この状態で、シフトワイヤーに弛みがないように締め付けます。
ギアがシフトレバーに合わせて正しく替わるようになれば、交換作業は完了です。

さっそく試乗して、ギア・チェンジをしてみたところ。。。
うん、スムースにギアが変わります。
しかも、低速側から高速側まで、どのギアポジションでも、これまでのような”噛み合わせ”が悪くなることはありません!!

無事、”ディレイラーの換装”は終了しました。
さて、今度の休みに、ちょっと遠出してみるかな~

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往年の名車をフル・メンテナンスしましたっ!!

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今回は”修理屋冥利に尽きる”記事をお送りします。

この『~~冥利に尽きる』という言葉、ふだんな~んとなく使っていますが、改めて”その意味”を調べてみました。
『冥利に尽きる』とは、「その立場にいる者として、これ以上の幸せはないと思うこと。」ということです。
いや、ホント、今回の記事はまさに『それ以上の幸せはない!!』と思いましたね。。。

2007年に惜しまれつつ閉店してしまった日本の自転車メーカーに”アルプス自転車工業”という会社がありました。
ツーリング向けの自転車を受注生産で作る”拘りのメーカー”だったのです。
合理化・省力化が極度に進展してしまった今のニッポンでは見られなくなってしまいましたが、かつての『技術立国ニッポン』のカガミみたいなメーカーです!!

なんと、そのアルプス(ALPS)の自転車をお持ちのお客様から、サイクル北斗に修理のご依頼があったのです!!
札幌にもALPSの自転車があった、ということにも驚きました。。。
『しばらく使ってなかったけれども、また乗りたくなったので、メンテナンスをしてもらえないか?』というご依頼でした。

さっそく伺って自転車を拝見させていただきました。
まずはその”ビフォー”の写真をご覧ください。
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①特徴的なドロップ・ハンドル
②輪行時に車輪の脱着が容易できるカンチ・ブレーキ
③フレームに描かれた”ALPS”のロゴ
これは正真正銘のALPS社のランドナーですっ、うーんカッコいい!!
(べつに疑っていたワケではありませんが。)

オーナーのお話では、すでに20年以上経っている、とのことでした。
しかし、保管状態がよく、車体にサビはありませんでしたし、ブレーキやシフトレバーの動きも良好でした。
ディレイラー(変速機)もスムーズに動きますので、駆動・制御系は問題無しでした。
今すぐにでも車輪を外して、輪行に出発することもできそうな感じです。。。

ただし“約20年”という年月は誤魔化しようがなく、タイヤのゴム質の劣化はかなり進行していました。
外見的には、タイヤの残り溝も十分でしたが、ゴムの硬化が進んでおり、手で触った感じが”ゴワゴワ”していました。。。

この状態で輪行に出発した場合、走り出して間もなくパンクしてしまうでしょう。。。
というわけで、前輪・後輪ともにタイヤとチューブの交換をしました。
オリジナルのランドナーが装着していたタイヤと同じものは入手できませんが、タイヤのサイズは一般的な「26インチ×1.3/8」サイズなので、互換品はたくさんあります。

極端なことを言えば、フツーのママチャリ用のタイヤだって装着できるのですが、さすがにツーリング向けの自転車にママチャリ用のタイヤはもったいないです。。。

注文手配になりましたが、ツーリング向けの溝パターンのタイヤに交換しました。
その他、リアのブレーキが少々甘かったので、ワイヤー調整を行い、ギアやチェーン等に注油をするといった、基本的なメンテナンス行いました。
メンテナンスが完了した”アフター”の写真はこちらです。
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できれば、オリジナルのランドナーのように”側面がアメ色のタイヤ”にしたかったのですが、ちょっと値段が値段であったために、そこは断念しました。。。
これで整備完了です、ツーリングには最高の季節になりましたので、気をつけてお出かけくださいっ!!

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パンクの原因はタイヤのワイヤーだった!!

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3月中旬に2016年の営業をスタートして、早いもので2か月弱が経ちました。。。
今年は曜日の配列の影響で、やや長めのゴールデン・ウィークになりましたね、ただし連休中の札幌の天気はイマイチでしたが。。。

さて、今回の自転車パンクの記事は、”意外な原因で起きたパンク”です。
パンクの原因といえば、画びょうやガラスといった鋭利なものが刺さったケースが思い浮かびますが、今回は自転車のタイヤ自身がパンクの原因だった、という内容です。

さっそく下の写真をご覧ください。
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チューブに大きな穴が開いてます。
もはや”パンク”というより”破裂”と言ったほうがいいかもしれません。。。
なぜこんなにも”大きな裂け目”ができてしまったのでしょうか???

原因はタイヤにあるのです。
写真の『ワイヤービード』という吹き出しの部分に注目してください。
ワイヤーが露出しているのがわかるでしょうか?
この露出したワイヤーが今回のパンクの”真犯人”なのです。。。

自転車のタイヤの内側には、構造上リムに嵌めるために”ビード”という嵌め込み部があります。
ほとんどの自転車はこの”ビード”にワイヤーを通して、そのワイヤーでリムに嵌めています。
ワイヤーというのは、ご存じのとおり”鉄線”ですから、むき出しのままではチューブを傷つけてしまいます。
そこでタイヤゴムで覆うことで、チューブにワイヤーが直接触れないようにしています。

今回のパンクは、このタイヤゴムで覆っていたはずのワイヤーが、使用によるタイヤゴムの劣化で、むき出しになってしまったために起きたパンクなのです。。。

上の写真には写っていないのですが、このタイヤの走行面、つまり外側の道路に接する面はそれほど摩耗していませんでした。
そのため、最初に伺ってタイヤを確認したときは『まだタイヤまで交換する必要はないですね』という診断でした。
しかし、タイヤを外してチェックしたところ、このように”タイヤの内側”の劣化が進行してワイヤーが露出していたため、タイヤを交換する、という修理になったのです。

今回修理した自転車は、フツーのママチャリではなく、タイヤの細い”クロスバイク”と呼ばれる自転車でした。
“クロスバイク”は、細いタイヤで人間の体重を受けとめるため、ママチャリに比べて、タイヤの空気圧を1.5~2倍くらい高くしています。
つまり、パンパンに空気を入れた状態になっている、ということです。
ですから、タイヤに高い負荷がかかるので、このように内側が劣化する、ということもあるのです。。。
タイヤの外側の摩耗やヒビ割れだけが交換時期のサインではないんだな~、と思った次第です。。。

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リサイクルショップの中古チャリは“現状渡し”デス!!

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『自転車をなるべく安く買いたい!!』
これは、誰もが思うことです。
(というより、デフレ経済のニッポンでは、自転車に限ったハナシではありませんが。)

そこで思いつくのが『中古自転車の購入』ではないでしょうか?
リサイクルショップの店頭に並んで売られている”中古自転車”です。。。
程度にもよりますが、フツーのママチャリなら、3,000円~7,000円くらいで売っていますので、新車の半額くらいで買うことができます。

安いですよね。
価格だけを考えたら、新車の半分で手に入れられるのですから~。。。
そうやって手に入れた”中古自転車”の修理の依頼があって、先日伺ってきました。
下の写真がそのときの写真です。
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ごくフツーの自転車です。パンクしたので自転車修理を当店に依頼した、とのことでした。
タイヤに劣化は無く、車体やブレーキにも問題はありませんでした。
ただ、中のチューブが伸びていたので、チューブ交換修理をしました。

この“中古自転車”をいつ買って、いつパンクしたか、が今回の記事の”メイン・テーマ”です。
お客様に伺ったところ。。。
『今日(=修理に伺った日)に買った。』という信じられない返事がありました!!
要するに。。。
・リサイクルショップで安く売っていたのが目に入り、ちょうど自転車が欲しかったので、『ポチッと買い』をした。
・そのまま自転車に乗って自宅に着いたところで、パンクしていることに気が付いた。
・安かったし、店まで戻ってクレームを言うのもめんどくさかったので、出張修理屋(=サイクル北斗)に修理を頼んだ。
というストーリーです。

おそらくは、最初からパンクしていたと思われますので、クレームを言うことはできたと思います。
ただ、お客様自身がそこを問題視せず、ナットクし(あきらめ?)ている部分もあったので、今回はこれ以上ややこしくなることはありませんでした。

自転車修理屋としては、どこの店でこういうことがありました、ということを言いたいわけではありません。
価格の安い”中古自転車”にはこういうリスクがある、ということを知ってほしいため、今回の出来事をブログの記事にまとめた、というワケです。

リサイクルショップには自転車修理のノウハウはありませんので、往々にしてこういうことは起こり得ることです。
リサイクルショップの中古自転車は、前の所有者が使わなくなった自転車を売って、点検や整備を行わず、カンタンな拭き掃除だけして、そのまま”現状渡し”で売っているモノだ、ということをよ~く理解したうえで買うようにしてください。。。
そうでないと、買った後の修理代を考えたら、最初っから新車を買えばよかった、ということになりかねませんよ。。。

サイクル北斗のホームページもご参考に!!
【安さだけに惹かれるな、中古自転車を買うときの注意点】

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タイヤの径が小さければ摩耗もはやい。。。

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さて今回は「算数」的な記事です。小中学校の復習と思って読んでください。
自転車のタイヤの耐摩耗性について、「タイヤ径の大きさ」に着目して解説します。

まず写真を1枚ご覧ください。
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かなり大きさが違いますが、どちらも自転車のタイヤです。
大きい方が27インチで、「ママチャリ」や「シティ車」といわれる”フツーの自転車”に使われています。
小さい方は12インチで、子供の自転車や一部の三輪自転車で使われています。
どちらも摩耗が激しく、このまま使うのは”無理”な状態であるのはわかると思います。

小さい方のタイヤは、実は今年の6月に交換したばかりのタイヤなのですが、それからわずか5カ月でこんなにも摩耗してしまったのです!!
こんなに早くすり減ってしまったので、さすがにお客様もびっくりしていました。。。

これにはやはりタイヤの外径の長さが関係するワケです。
同じ距離を走った場合でも、小さいタイヤの方が大きいタイヤより回転する回数が多くなります。その結果、小さいタイヤの方が摩耗するのが早くなる、ということです。

どのくらい差があるか、実際に数字を使って計算してみましょう!!
タイヤの直径にあたるインチサイズでは、27インチ-12インチ=25インチの差です。
1インチ=2.54cmですから、メートル法に換算すると63.5cmの差になります。

問題はこの次です。
直径レベル63.5cmの差は、外径になるとさらに大きくなるのはわかりますよね?
円周を計算する公式は、直径×3.14(円周率)ですから。(←ココ、小学校の復習です。)

27インチタイヤの外径は、27インチ×3.14×2.54≒215.3cm
12インチタイヤの外径は、12インチ×3.14×2.54≒95.7cm
その差は119.6cm、約120cmになります。。。

では1kmの距離を走るのに、それぞれ何回転するか、を計算すると。。。
1kmは1,000m、よって100,000cmです。(←ココも算数の復習ですヨ。)
27インチタイヤは、100,000cm÷215.3cm≒464.4回転です。
12インチタイヤは、100,000cm÷95.7cm≒1,044.9回転です。

同じ距離を走るのに、12インチタイヤは27インチタイヤの2倍以上多く回転していることになります。インチサイズの差のとおりの結果になりました。
理論的にはタイヤの寿命が半分以下になる、ということです。
(注)タイヤのインチサイズは、正確にはドーナツ状のタイヤの内径なので、外径の差はもっと大きくなりますが、ここでは比較のため、便宜的に内径の数字を使っています。ご了承ください。

ここまでの差にはなりませんが、いわゆる「折りたたみ自転車」も径の小さいタイヤを使っています。
ほとんどは20インチのタイヤを使っていますので、26インチや27インチの”フツーの自転車”と比べたら、やはりインチ数が小さい分、耐摩耗性の点で劣ることになります。

もっともタイヤの耐摩耗性というのは、インチサイズの差だけではありません。
連続して長い距離を走れば、同じ距離を何日もかけて走るより摩耗は早くなりますし、重たい荷物を載せれば、それはそれで早く摩耗します。
急加速と急ブレーキを多用すればそれだけ早く減りますし、タイヤの性能の差もあります。。。
今回はタイヤの径の差に注目してみました。
何かのご参考になれば幸いです。

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