パンク修理剤で直るパンクは限られます!

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今日は自転車のパンク修理の方法についての記事です。

みなさんは自転車がパンクしたときに、どうやって直しますか?
1.自転車屋などの修理業者に依頼する。
2.パンク修理のセットを買ってきて、自分で直す。
ほとんどの方は、このどちらかだと思います。

自分で直そうとする方で、道具を買いに行ったとき、「パンク修理剤」なる商品を見つけたと思います。
クルマのタイヤのパンク修理でおなじみの『瞬間お手軽修理キット』と同じタイプの自転車用です。

パンクしたら空気を入れるバルブから修理剤の液体と空気を注入して、開いた穴を塞ぐ方式の商品ですが、これでパンクが直るのは、極めて限定された場合だけです。

パンクした自転車のチューブが伸びたり、タイヤの中でシワになっていた場合、修理剤がチューブの中にきちんと注入されないため、開いた穴を塞ぐことができないのです。

しかも下の写真のように、チューブに注入されず、あふれた修理剤がタイヤに回ってしまい、タイヤを固めてしまう場合があります。
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修理剤は一種の接着剤ですから、タイヤに付いてしまってある程度時間が経つと固まるので、タイヤを変形させる場合があります。
このように潰れた状態で固まってしまうと、タイヤの交換が必要になります。

パンク修理剤でパンクが修理できるのは、中のチューブが伸びたりシワになっておらず、修理剤がチューブの中を循環できる場合だけなのです。
しかも、パンク修理剤で塞げる穴は、針金のようなピンホール程度までで、リム打ちやガラスによる避けた穴や、空気圧不足による擦れパンクには効果がありません。

しかも、パンク修理剤を注入してしまうと、パンク修理用のゴムノリを溶かしてしまうので、パンク修理剤で穴が塞がらなかった場合、パッチを貼ることができなくなります。
そのため、基本的にパンク修理剤の入ったチューブはパッチ修理ができませんのでチューブを交換することになります。

下の写真は、パンク修理剤を注入したチューブです。
バルブ近くにある白っぽいシミが、虫ゴムをはずしたときに、あふれ出てきたパンク修理剤の液体のシミです。
Img_0186
パンク修理剤でパンクを修理しようとするときは、チューブの状態を確認してから使うようにすることと、これでパンクが直らなかったらチューブの交換が必要になる、というリスクを理解したうえで使うようにしましょう!

 

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