自転車の前ブレーキを比べてみよう!

LINEで送る

今日は自転車の前ブレーキについてまとめてみました。
以前、「後輪ブレーキ3兄弟!」というタイトルで、後ブレーキの比較をしましたが、今回は「前ブレーキ」を比べてみました。

自転車の前ブレーキもいくつかの種類がありますが、『リムをブレーキシューで両側から挟みこんで制動力を得る』という方法そのものは、すべてのタイプにおいて共通です。

では、何が違うのかといいますと、その『ブレーキシューを挟み込むための、ブレーキシューのひっぱり方』が違うのです。
以下、写真を見ながら解説します。

1.サイドプルブレーキ
札幌の自転車修理_サイドプルブレーキ
文字通り、ブレーキワイヤーがブレーキ本体のサイド(側面)についているタイプで、主にシティサイクル(ママチャリ)に使われています。
左右のブレーキアームが1本のボルトで固定されているので、構造が簡単な分、動作時の左右バランスが崩れやすいのが弱点です。(片効きになりやすい、ということです。)
この欠点を改良したタイプもあり、高価格帯のシティサイクルや電動アシスト自転車を中心に装着されています。

2.カンチブレーキ
札幌の自転車修理_カンチブレーキ
MTBなどの太いタイヤや泥よけを装着するためや、泥つまりによる制動力低下を防止するために、ブレーキシューとリムの隙間を広くしたタイプのブレーキです。
両サイドのブレーキアームを、中央から垂直方向に引っ張ることで制動力を得ています。
ブレーキアームを長くすることで制動力を高くできますが、左右のフレームからのはみ出し量が大きくなるため限界があります。
また、ブレーキシューの固定方法が複雑でその調整が難しいため、後述の「Vブレーキ」に発展し、今ではほとんど見られなくなりました。

3.Vブレーキ(カンチレバーV型)
札幌の自転車修理_Vブレーキ
カンチブレーキの発展型です。そのため基本的な構造はカンチブレーキと同一ですが、両サイドのブレーキアームを、サイドから水平方向に引っ張る点が異なります。
そのためブレーキアームを長くすることができ、「てこ」の比率の大きさと、直線的で損失の少ない力の伝わり方により、カンチブレーキより大きな制動力を得ることができます。
ちなみに「Vブレーキ」というのは、一つの商品名で、JIS規格上の呼び名は”カンチレバーV型”です。
ステープラーを”ホチキス”と呼んだり、絆創膏を”バンドエイド”と呼んでいるのと同じで、「Vブレーキ」という呼び方が広く普及しています。

さて、前ブレーキの比較は以上ですが、このテーマを取り上げたのは理由があります。。。
「Vブレーキ」は「カンチブレーキ」の発展型と書いたように、この2つのブレーキには互換性があるのです!

そこでこのテーマの続編として、サイクル北斗が所有する20年以上前の「カンチブレーキ」式MTBを、「Vブレーキ」に換装する記事をUPしますので、少々お待ちください!(ただいま部品手配中です。。。)

LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA