これは厄介な”チェーン外れ”だ。。。

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本日のテーマはタイトルにあるとおりの”厄介なチェーン外れ”です。
お客様からの自転車修理のご依頼は単純明快で、『チェーンが外れてしまったので、戻してほしい。』という内容です。

“人間がペダルを踏めば前に進む。動かすのにガソリンや電気は不要。”
自転車の便利なところはこの一点に尽きるのではないでしょうか?
そんな便利な自転車も、チェーンが外れてしまっては、いくらペダルを踏んでも前には進みません。。。
“外れたチェーンを戻す”という修理をしなくてはなりません。

ではまずチェーンの外れた自転車の写真をご覧ください。img0998
前のギア(ペダルの付いている方のギア)のチェーンが外れています。
これが“厄介なチェーン外れ”なのは、チェーン全体がケースで覆われていることと、外れたチェーンがギアの裏側に落ちてしまっているためです。。。

ギアの裏側にチェーンが落ちてしまった場合、一度チェーンをはずして、新品のチェーン交換と同じ手順で”かけ直す”必要があります。
修理作業としては「チェーンかけ戻し」ではなく、「チェーン交換」になってしまいます。(当然、チェーンも錆びているので、新品に交換します。)

さて、ではなぜチェーンが外れるのでしょうか???
その原因は簡単で、“チェーンの弛みが多すぎたためです。
変速ギアのない自転車の場合、その構造上、チェーンの弛みを調整することができませんので、長年の使用でチェーンが伸びてくると”弛み”が生じてきます。

チェーンに”弛み”がある状態で、加速するときにペダルに力を入れて漕いだときなどに、ギアにチェーンがちゃんとかからないと外れてしまうのです!

後輪ギアのチェーンが外れたり、前のギア(ペダルの付いている方のギア)でも手前に外れた場合は、「チェーンかけ戻し」で修理できますが、今回のように前のギアの裏側に外れてしまった場合は、「チェーン交換」になってしまいます。

「チェーンって金属製でしょ?ゴムじゃないのに伸びてしまうの?」と思われるかもしれませんが、伸びてしまうんです。。。
チェーンのコマの部分が、ギアに合わせて曲がるときに擦れ合いますので、長年の使用で金属製であっても少しづつ摩耗します。
一つのコマの摩耗は1ミリにも満たないのですが、チェーンのコマは100コマ以上ありますので、全体としては”伸びて”しまうのです。。。
(1つのコマが0.1ミリ伸びても、100コマになれば10ミリ、つまり1cmです!)

ただ、チェーンを伸びにくくすることはできます。
どうすればいいか?
日ごろからチェーンをよく観察して、油が切れていたら注油してあげる。
この一言に尽きます!

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