“ヴィンテージ級”な自転車修理のおはなし。

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毎日札幌のあちこちで自転車修理をしていれば、カッコイイ自転車や珍しい自転車に『遭遇』することがあります。
今回は、そんな『遭遇』の一つですが、タイトルにもあるとおり『ヴィンテージ級な自転車』に遭遇したので、これをブログの記事にします。。。

札幌市手稲区の新発寒からの自転車修理のご依頼でした。
内容は『自転車がパンクしたので、修理してほしい。あとブレーキも効きが悪いので見てほしい。』とのことでした。

で、夕方さっそく伺って自転車を確認したところ。。。
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思わず『うわっ、懐かしい~』と言ってしまいました!!
まだ残っていたんですね~、このタイプの自転車。
これを“懐かしい”と言ってしまう時点で、年代がバレてしまいそうですが。

ライトはクルマのような二つ目で、ギアチェンジのレバーもクルマのATレバーっぽいデザイン。。。
電気の配線は尾灯までつながっていて、ダイナモ発電機を回せば、これまたクルマのようにテールライトが点灯する、という凝ったギミック。
変速ギアは当時主流の5段変速です。

うーん、懐かしい。
昭和50年代、小学生にとってのマイカー(マイチャリ?)の“憧れの一台”でしたねー!!
友達がまっさきに買ってもらって、自慢げに見せに来たことが、鮮明に蘇ってきました。。。

で、肝心の修理は、といいますと。。。
パンクしていたチューブは伸びてしまっていたので、チューブを交換しました。
効かなかったブレーキは後輪ブレーキで、これはワイヤーが錆びていたため、動かなくなっていただけでした。
ブレーキワイヤーを交換して、あとはブレーキシューとリムのクリアランス(隙間)を調整して、自転車修理は無事に完了しました。

気になるのは部品の有無、つまり、半世紀近く経った21世紀のいま、この自転車に交換する部品があるか無いか、です。
結論から言いますと『部品はあります。』
ただ、なんでもかんでもあるか、というと、そういうワケにはいきません。。。

今回修理したような『安全に走るために必要なパーツ』はあります、というか、今の部品が使えます。
具体的にいうと。。。
タイヤ&チューブ、ブレーキまわり、チェーン、ペダル、ベルなどです。
これらの部品は、デザインや材質に変化はあったかもしれませんが、形状やサイズが変わっていないので、今の部品が使えるのです。。。
半世紀近くの間、ほぼ同じ部品が使われている、という意味では“スゴイ”ことですね。。。

逆にこの自転車特有の部品は、残念ながら入手不可能です。
二つ目ライト、チェーンカバー、5段変速ギア、などが入手不可能になります。
ハンドルは交換することはできますが、若干形状が異なるかもしれません。。。

この修理をご依頼いただいたお客様に、『この自転車はどなたが使っているのですか?』と聞いたところ、高校生になる息子さんが“好んで”使っている、とのことでした。
いや~、あっぱれ、って感じですね。
末永く、大切にお使いください!!

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