往年の名車をフル・メンテナンスしましたっ!!

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今回は”修理屋冥利に尽きる”記事をお送りします。

この『~~冥利に尽きる』という言葉、ふだんな~んとなく使っていますが、改めて”その意味”を調べてみました。
『冥利に尽きる』とは、「その立場にいる者として、これ以上の幸せはないと思うこと。」ということです。
いや、ホント、今回の記事はまさに『それ以上の幸せはない!!』と思いましたね。。。

2007年に惜しまれつつ閉店してしまった日本の自転車メーカーに”アルプス自転車工業”という会社がありました。
ツーリング向けの自転車を受注生産で作る”拘りのメーカー”だったのです。
合理化・省力化が極度に進展してしまった今のニッポンでは見られなくなってしまいましたが、かつての『技術立国ニッポン』のカガミみたいなメーカーです!!

なんと、そのアルプス(ALPS)の自転車をお持ちのお客様から、サイクル北斗に修理のご依頼があったのです!!
札幌にもALPSの自転車があった、ということにも驚きました。。。
『しばらく使ってなかったけれども、また乗りたくなったので、メンテナンスをしてもらえないか?』というご依頼でした。

さっそく伺って自転車を拝見させていただきました。
まずはその”ビフォー”の写真をご覧ください。
img1037
①特徴的なドロップ・ハンドル
②輪行時に車輪の脱着が容易できるカンチ・ブレーキ
③フレームに描かれた”ALPS”のロゴ
これは正真正銘のALPS社のランドナーですっ、うーんカッコいい!!
(べつに疑っていたワケではありませんが。)

オーナーのお話では、すでに20年以上経っている、とのことでした。
しかし、保管状態がよく、車体にサビはありませんでしたし、ブレーキやシフトレバーの動きも良好でした。
ディレイラー(変速機)もスムーズに動きますので、駆動・制御系は問題無しでした。
今すぐにでも車輪を外して、輪行に出発することもできそうな感じです。。。

ただし“約20年”という年月は誤魔化しようがなく、タイヤのゴム質の劣化はかなり進行していました。
外見的には、タイヤの残り溝も十分でしたが、ゴムの硬化が進んでおり、手で触った感じが”ゴワゴワ”していました。。。

この状態で輪行に出発した場合、走り出して間もなくパンクしてしまうでしょう。。。
というわけで、前輪・後輪ともにタイヤとチューブの交換をしました。
オリジナルのランドナーが装着していたタイヤと同じものは入手できませんが、タイヤのサイズは一般的な「26インチ×1.3/8」サイズなので、互換品はたくさんあります。

極端なことを言えば、フツーのママチャリ用のタイヤだって装着できるのですが、さすがにツーリング向けの自転車にママチャリ用のタイヤはもったいないです。。。

注文手配になりましたが、ツーリング向けの溝パターンのタイヤに交換しました。
その他、リアのブレーキが少々甘かったので、ワイヤー調整を行い、ギアやチェーン等に注油をするといった、基本的なメンテナンス行いました。
メンテナンスが完了した”アフター”の写真はこちらです。
img1038
できれば、オリジナルのランドナーのように”側面がアメ色のタイヤ”にしたかったのですが、ちょっと値段が値段であったために、そこは断念しました。。。
これで整備完了です、ツーリングには最高の季節になりましたので、気をつけてお出かけくださいっ!!

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