あらためて新旧タイヤを比べてみる。。。

LINEで送る

こんにちは、本日は、札幌市中央区での自転車修理を記事にしました。
このお客様は、じつは今年の春先(3月)に伺ったお客様の自転車の修理です。
3月に伺ったときは、パンクしていませんでしたので、ブレーキの効き具合やタイヤの摩耗状況、タイヤの空気圧補充を中心に、自転車の点検を行っただけでした。
ただし、すでに前のタイヤは摩耗していたので、点検の最後に、『前タイヤがパンクしたら、交換した方がいいですよ。』と伝えておきました。

その自転車がパンクしてしまったので、今回、修理のご依頼があった、というワケです。
そんなわけですから、パンクとは言っても、その穴を塞ぐ修理ではなく、タイヤとチューブを交換する修理になりました。。。
下の写真が、おなじみの”ビフォー&アフター”の写真です。
img1043
わざわざ説明するまでもないでしょうが、左側が交換前の”古いタイヤ”、右側が交換した後の”新しいタイヤ”です。
色艶が違うのはもちろん、溝の深さからして違うのがわかると思います。。。
タイヤの”溝が深い”ということは、その分、ゴム厚がある、ということです。
逆にいえば、“溝の浅いタイヤ”は、ゴム厚が少ないわけで、その分、路上の障害物に対しての防御力が弱い、ということです。
そのため、釘や画びょうはもちろんのこと、ちょっと大きめの小石を踏んだだけでもパンクしてしまいます。。。
また、長年の使用により、ゴム質も劣化しているので、弾力性が無くなっています。
『弾力性が無くなる』ということは、走行中の路面からの衝撃を吸収する能力が低下している、ということです。
このため、古いタイヤで勢いよく段差を通過したときなどにパンクしやすくなってしまうのです。。。

自転車というのは、人間の乗る位置や、タイヤへの負荷のかかり方の影響で、どうしても後輪から先に摩耗するので、後ろのタイヤから先に交換することになります。
逆に、前タイヤというのは、人間の荷重をほとんど受けず、走り出すときの駆動もかからないので長持ちします。
長持ちする、とは言っても、やはり摩耗すればパンクしやすくなるので、タイヤの交換は必要になります。
交換する必要がないわけではなく、タイヤを交換するまでの期間が後輪より長い、というだけのことです。。。

このお客様は、中古自転車を買って使っていたのですが、過去に後のタイヤは交換したようで、比較的”いい状態”でした。(まだまだ交換する必要はない状態でした。)
しかし、前のタイヤは摩耗や劣化が激しかったのです。おそらく、前のタイヤは交換していなかったのでしょう。。。
今回、前のタイヤを新品に取り換えたので、しばらくは安心して乗れそうです!!

ふだんあまりタイヤのことは気にしていないかもしれませんが、たまにはタイヤの状態をチェックしてみてください。。。
摩耗やひび割れなどの劣化が生じていたら、早めにタイヤの交換をお勧めします!!
自分で見てもわからない、という方は、遠慮なくサイクル北斗の出張修理を利用してください。
自転車点検だけでも伺っていますので。。。

LINEで送る

わずかなリムゴムのズレが原因でパンクした。。。

LINEで送る

毎日、札幌市内のあちこちで自転車修理をしていると、いろいろなことが原因で起きるパンクに出会います。。。
今回のパンク修理も”稀にみる微妙なズレ”が原因の自転車のパンクでした。

自転車の車輪を構成するパーツの一つに”リムゴム”というものがあります。
役割は”パンクの防止”なのですが、この“リムゴム”が正しく装着されていなかったがために、パンクの原因になってしまった、という記事です。

まず”リムゴム”の役割を説明しましょう!!
といっても、過去のこのブログで記事にしていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
“『リムゴム』もパンク防止に一役買ってます。。。”
いかがでしょう、”リムゴムの役割”はご理解いただけましたか?

さて本題の”リムゴムのズレが原因でパンクした記事”に戻りましょう。
まずは写真をご覧ください。
img1041
写真の中のコメントの順番に解説します。
①パンクで穴が開いていたところを塞いだ状態です。チューブの内側にパッチが貼ってあるのが分かると思います。
②これがチューブの内側がパンクした原因です。ほんのわずかですが、リムゴムがズレているのが分かるでしょうか?

自転車修理屋が言うのもなんですが。。。
正直に言うと、今までは”リムゴムの役割”は、ちょっと疑っていました。
理屈でいえば”リムゴムの役割”は事実で、必要な部品なのはわかります。
しかし、リムゴムの一つくらいが無くたって、パンクなんてしやしないだろうな~、と。

しかし今回のようなパンクに遭遇してしまうと、考えはガラリと変わります。。。
つまり“リムゴム”ってやっぱり大事な部品なんだな~、という考えに変わらざるを得ません。。。
まさに『たかがゴムバンド、されどゴムバンド!!』ですね。

ここで札幌市内に自転車修理を出張サービスしているサイクル北斗の”リムゴム交換”に関する扱いを説明しておきます。
・当店でタイヤとチューブの同時交換を行った場合は、リムゴムもいっしょに交換します。
・ただしクロスバイクで、プラスチック製のリムフラップを使用している場合については交換しません。リムフラップは、ゴム製の”リムゴム”に比べて耐久性があるためです。
チューブのみ交換の場合は、リムゴムの劣化が激しい場合や、切れていた場合には交換しますが、使用に耐えうる場合はそのまま使います。
・修理料金は、リムゴム交換の有無にかかわらず同額です。(別にリムゴム代はかかりません。

最後は営業案内になりましたが、リムゴムの役割の大切さをお伝えできれば幸いです。

LINEで送る

MTBの変速機(ディレイラー)の交換をしましたっ!!

LINEで送る

5月も後半になって、すっかり初夏の陽気になりました。
いよいよ北海道にも”夏”がやってきますっ!!
自転車を楽しむにはサイコーの季節ですね~

と、いうわけ(?)で、今回は、快適なサイクリングのために、MTB車の後ろの変速機(ディレイラー)を交換しましたので、それを記事にします。

このMTBは過去に転倒したことが原因で、ディレイラーに若干の歪みが生じ、ギアのポジションによっては、チェーンとの噛み合わせが合わず、若干のストレスを感じていたのです。。。
何度となく調整ネジでの回復にチャレンジしたのですが、低速側を合わせると高速側の噛み合わせが悪くなり、逆に、高速側を合わせると低速側の噛み合わせが悪くなる、という”いたちごっこ”を繰り返していました。

そこで今回、思い切って”ディレイラーの交換”という手段で、一挙に解決することにしたのです。
まずはこの写真をご覧ください。これがビフォーです。
img1039
パッと見た感じでは、壊れていません。
実際にギアも変えられます。
ただ、どう調整しても、噛み合わせの悪くなるギアが無くならないのです。。。
おそらく、全体的にやんわ~りと”歪み”が生じているのでしょう。

そこで下の写真のように、”ディレイラーを丸ごと交換”しました。
こちらが”アフター”の写真です。
img1040
新品だからでしょうか。。。なんか、カッコよくなった気がします???
そして、下の方に転がっているのが、いままで使っていたディレイラーです。

ちなみにディレイラーを交換するにはチェーンを一度外す必要があります。
ただ今回は、思い切ってチェーンも新品に交換してしまいました。
いままでのチェーンも錆びていなかったので、使おうと思えば使えたのですが、長年使ってきたこともあったので”ついでだから替えちゃえっ!!”という気分で交換してしまいました。

あっ、最初に書き忘れましたが、このMTBはサイクル北斗の個人所有の自転車ですので、このように”ついでだから替えちゃえっ!!”という”気分”もOKなのです。。。
お客様から修理のご依頼があった場合は、こんな”いい加減なこと”はしませんので、ご安心ください!!

新しいディレイラーを取付けた後は、シフトレバーとの調整を行う必要があります。
要は、シフトレバーの動きに合わせて、ギアが正しく替わるように、シフトワイヤーの調整をしなくてはなりません。
高速側にギアとシフトレバーを動かし、この状態で、シフトワイヤーに弛みがないように締め付けます。
ギアがシフトレバーに合わせて正しく替わるようになれば、交換作業は完了です。

さっそく試乗して、ギア・チェンジをしてみたところ。。。
うん、スムースにギアが変わります。
しかも、低速側から高速側まで、どのギアポジションでも、これまでのような”噛み合わせ”が悪くなることはありません!!

無事、”ディレイラーの換装”は終了しました。
さて、今度の休みに、ちょっと遠出してみるかな~

LINEで送る

往年の名車をフル・メンテナンスしましたっ!!

LINEで送る

今回は”修理屋冥利に尽きる”記事をお送りします。

この『~~冥利に尽きる』という言葉、ふだんな~んとなく使っていますが、改めて”その意味”を調べてみました。
『冥利に尽きる』とは、「その立場にいる者として、これ以上の幸せはないと思うこと。」ということです。
いや、ホント、今回の記事はまさに『それ以上の幸せはない!!』と思いましたね。。。

2007年に惜しまれつつ閉店してしまった日本の自転車メーカーに”アルプス自転車工業”という会社がありました。
ツーリング向けの自転車を受注生産で作る”拘りのメーカー”だったのです。
合理化・省力化が極度に進展してしまった今のニッポンでは見られなくなってしまいましたが、かつての『技術立国ニッポン』のカガミみたいなメーカーです!!

なんと、そのアルプス(ALPS)の自転車をお持ちのお客様から、サイクル北斗に修理のご依頼があったのです!!
札幌にもALPSの自転車があった、ということにも驚きました。。。
『しばらく使ってなかったけれども、また乗りたくなったので、メンテナンスをしてもらえないか?』というご依頼でした。

さっそく伺って自転車を拝見させていただきました。
まずはその”ビフォー”の写真をご覧ください。
img1037
①特徴的なドロップ・ハンドル
②輪行時に車輪の脱着が容易できるカンチ・ブレーキ
③フレームに描かれた”ALPS”のロゴ
これは正真正銘のALPS社のランドナーですっ、うーんカッコいい!!
(べつに疑っていたワケではありませんが。)

オーナーのお話では、すでに20年以上経っている、とのことでした。
しかし、保管状態がよく、車体にサビはありませんでしたし、ブレーキやシフトレバーの動きも良好でした。
ディレイラー(変速機)もスムーズに動きますので、駆動・制御系は問題無しでした。
今すぐにでも車輪を外して、輪行に出発することもできそうな感じです。。。

ただし“約20年”という年月は誤魔化しようがなく、タイヤのゴム質の劣化はかなり進行していました。
外見的には、タイヤの残り溝も十分でしたが、ゴムの硬化が進んでおり、手で触った感じが”ゴワゴワ”していました。。。

この状態で輪行に出発した場合、走り出して間もなくパンクしてしまうでしょう。。。
というわけで、前輪・後輪ともにタイヤとチューブの交換をしました。
オリジナルのランドナーが装着していたタイヤと同じものは入手できませんが、タイヤのサイズは一般的な「26インチ×1.3/8」サイズなので、互換品はたくさんあります。

極端なことを言えば、フツーのママチャリ用のタイヤだって装着できるのですが、さすがにツーリング向けの自転車にママチャリ用のタイヤはもったいないです。。。

注文手配になりましたが、ツーリング向けの溝パターンのタイヤに交換しました。
その他、リアのブレーキが少々甘かったので、ワイヤー調整を行い、ギアやチェーン等に注油をするといった、基本的なメンテナンス行いました。
メンテナンスが完了した”アフター”の写真はこちらです。
img1038
できれば、オリジナルのランドナーのように”側面がアメ色のタイヤ”にしたかったのですが、ちょっと値段が値段であったために、そこは断念しました。。。
これで整備完了です、ツーリングには最高の季節になりましたので、気をつけてお出かけくださいっ!!

LINEで送る

パンクの原因はタイヤのワイヤーだった!!

LINEで送る

3月中旬に2016年の営業をスタートして、早いもので2か月弱が経ちました。。。
今年は曜日の配列の影響で、やや長めのゴールデン・ウィークになりましたね、ただし連休中の札幌の天気はイマイチでしたが。。。

さて、今回の自転車パンクの記事は、”意外な原因で起きたパンク”です。
パンクの原因といえば、画びょうやガラスといった鋭利なものが刺さったケースが思い浮かびますが、今回は自転車のタイヤ自身がパンクの原因だった、という内容です。

さっそく下の写真をご覧ください。
img1036
チューブに大きな穴が開いてます。
もはや”パンク”というより”破裂”と言ったほうがいいかもしれません。。。
なぜこんなにも”大きな裂け目”ができてしまったのでしょうか???

原因はタイヤにあるのです。
写真の『ワイヤービード』という吹き出しの部分に注目してください。
ワイヤーが露出しているのがわかるでしょうか?
この露出したワイヤーが今回のパンクの”真犯人”なのです。。。

自転車のタイヤの内側には、構造上リムに嵌めるために”ビード”という嵌め込み部があります。
ほとんどの自転車はこの”ビード”にワイヤーを通して、そのワイヤーでリムに嵌めています。
ワイヤーというのは、ご存じのとおり”鉄線”ですから、むき出しのままではチューブを傷つけてしまいます。
そこでタイヤゴムで覆うことで、チューブにワイヤーが直接触れないようにしています。

今回のパンクは、このタイヤゴムで覆っていたはずのワイヤーが、使用によるタイヤゴムの劣化で、むき出しになってしまったために起きたパンクなのです。。。

上の写真には写っていないのですが、このタイヤの走行面、つまり外側の道路に接する面はそれほど摩耗していませんでした。
そのため、最初に伺ってタイヤを確認したときは『まだタイヤまで交換する必要はないですね』という診断でした。
しかし、タイヤを外してチェックしたところ、このように”タイヤの内側”の劣化が進行してワイヤーが露出していたため、タイヤを交換する、という修理になったのです。

今回修理した自転車は、フツーのママチャリではなく、タイヤの細い”クロスバイク”と呼ばれる自転車でした。
“クロスバイク”は、細いタイヤで人間の体重を受けとめるため、ママチャリに比べて、タイヤの空気圧を1.5~2倍くらい高くしています。
つまり、パンパンに空気を入れた状態になっている、ということです。
ですから、タイヤに高い負荷がかかるので、このように内側が劣化する、ということもあるのです。。。
タイヤの外側の摩耗やヒビ割れだけが交換時期のサインではないんだな~、と思った次第です。。。

LINEで送る